日に日に我が子が大きくなってくると、抱っこしていると背中にずしっと重みを感じますよね。
抱っこの時間が長くなってくると、背中が痛くなります。背中の痛みに苦しんでいるママさんって、実はとても多いんです!
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抱っこ紐で背中が痛くなる原因

抱っこ紐で背中が痛くなる原因は、いくつか考えられます。なかなかコントロールが難しい場合もありますが、原因を知っておくと、どのように対処すればいいのか分かるので気分的に楽かと思います。一つずつ見ていきましょう。
使用する時間が長い
抱っこ紐で赤ちゃんの重さを支えるのは、肩にかかるベルト部分と、両方のベルトを繋ぐストラップの部分です。この3点での支える位置が背中になるので、長時間使っていると痛みが出てくるのですね。本当は赤ちゃんの重さに耐えられるくらいの筋力が必要なのですが、産後ママさんは体力が落ちているので、支えるだけの筋肉がないということ。セルフケアやトレーニングで改善できます。
授乳で猫背になっている

<a href=”https://www.photo-ac.com/profile/900692″>まぽ (S-cait)</a>さんによる<a href=”https://www.photo-ac.com/”>写真AC</a>からの写真
もし、授乳の時に猫背になっているとしたら、それが原因で抱っこ紐を使っているときに背中が痛くなっているのかもしれません。授乳しているときは猫背で背骨が丸まっている状態に対して、抱っこ紐を使っているときは背中が反ろうとする方向へ引っ張られます。筋肉が弱くなっている状態であちこちへ引っ張られてしまう胸回りの背骨は大変なんです!きちんと正しい位置で、ゆっくりさせて上げたいところ。できれば、授乳の時は猫背にならないように注意してポジションを整えてあげてください。抱っこ紐で気をつけるよりも簡単です。

抱っこ紐の使い方が間違っている
街を歩いていると、本当にいろんな抱っこ紐の使い方をしているママさんが多くて…!いきなり知らない人に話しかけて、抱っこ紐の付け方・使い方を教えるのもどうかと思うので、遠慮するのですが、そのくらい間違った使い方をしているんです。自分のカラダが辛いだけでなく、赤ちゃんもとても辛いです。しっかりと説明書を読んだり、動画を見たりして、正しい使い方を確認してくださいね。
それだけでも、随分と背中の痛みは解消しますよ!
いちばんの原因は、背中の筋力不足
抱っこ紐で赤ちゃんの重さで背中が引っ張られて背骨が反ろうとする方向へ動くこと。これが背中の痛みのいちばんの原因です。これはマッサージをしても毎回元に戻ってしまいますから、整体に通い続けたとしても改善することはありません。大切なのは、少しずつでもいいので自らの力で背骨を支えることができるようになること。

やりたいことは、産後に不安定になってしまった胸椎(きょうつい)をしっかりと動かし、まわりにしなやかな筋肉をつけていくこと。産後ダイエットにも大切になってきます。痛みともサヨナラできるし、肩こりや頭痛解消にも効果的。ぜひやってみてくださいね!
筋肉の動きをおろそかにしていると、どんどん関節も固まって動けなくなります。いつも整体でボキボキっと直してもらうことばかり考えているとずーっと半永久的にやり続けなければならなくなる・・・それよりは、自分でなんとかできた方がいいですよね!
やることは簡単です。さっそくやってみましょうーー!
抱っこ紐による背中の痛みを解消するストレッチ
まずは痛みがある部分をストレッチしていきましょう。ストレッチでは、あえて背中を丸めて猫背にしていくポジションを取りますよ。
プレイヤーズストレッチ
Prayers Stretchとも言われる「お祈り」のストレッチです。気持ちよく脇の下や背中を伸ばしていきましょう。
ソラシックツイストストレッチ
抱っこ紐による背中の痛みを解消するエクササイズ
抱っこ紐による背中の痛みを解消するためには、腹筋を使いながら背中を使うエクササイズを行うのがポイントです。
簡単にできるエクササイズをご紹介しますね!
シングルアームレイズ (mod.)
四つ這いの姿勢から両ひじを床につけて小さくなります。そこから片手を頭の方に出して少し外に向けます。親指を天井に向け、肘のシワが天井を向くようにセットします。息を吸って、吐きながら腕を一本の棒にしながら天井に浮かせて行きます。肩の後ろ側〜背中に向かって筋肉を使えていればOK。5秒キープして、10回繰り返します。終わったら逆の手も行いましょう。
トランクローテーション
シングルアームレイズと同じポジションで行います。片手を首の後ろ(後頭部)に乗せて、肘を開きます。息を吐いて準備し、吸いながら上半身を回転させて、横から天井を見るように肘を上げて行きます。みぞおちから上が回るように、両胸を真横に向けるように捻りましょう。息を吐きながら元に戻り、同じ動きを繰り返します。左右行ってみましょう。
いかがでしたか?
抱っこ紐で背中が痛くなるのにも、いろんな理由がありますし、改善策もたくさんありますね。何が原因なのかをしっかりと知り、できることから変えていきましょう。
赤ちゃんも大好きな抱っこが、もっと快適にできるといいですね♪